南アフリカのチキン・チェーン店 Nando’s の、賢くて大胆なCMをどうぞ。
当然のように、世界中で議論を巻き起こしているようです。

Boufant の Dean Blumberg が監督した”The last Dictator Standing”は、ジンバブエのロバート・ムガベが、友人である他の独裁者達(カダフィ大佐、サダム・フセイン、毛沢東、南アフリカのアパルトヘイト時代のリーダーであったピーター・ウィレム・ボータ、ウガンダのイディ・アミン)との古き良き時代を懐かしんでいる様子を描きます。細かいところまで行き届いたトリックが、何度でも見たい気持ちにさせます。
特に、ムガベをナポレオンに見立てた肖像画と、水鉄砲が最高に面白いですね!!

そして、音楽・・・歌詞が全てを物語っています

Those were the days my friend
We thought they’d never end
We’d sing and dance forever and a day
We’d live the life we choose
We’d fight and never lose
For we were young and sure to have our way.
La la la la…

訳:
友よ、あの頃の日々
それは終わることなどないと思っていた
わたし達は永遠に歌い、踊り
自分達の選んだ人生を生き
戦って、負けることなど無いと思っていた
わたし達は若く、道があると思っていたから
La la la la…

この愉快な作品はの締めくくりは、
”誰も1人で食べるべきでない、だから6人のためにNando’sの6個入りをゲットしよう”

ポルトガル&モザンビーク・スタイルのピリピリ・チキン(スパイシーなグリル・チキン)が売りのNando’sは、最近の出来事を絡めた安っぽいCMを作ることで知られています。以前のテレビ、プリント広告では、南アフリカの伝統的な一夫多妻制、ダライ・ラマのビザの発行拒否、世論の猛反発にもかかわらず国会で承認された秘密法案などをネタにしていました。

Dean Blumberg’s の他の作品はここから
http://bouffant.tv/welcome/