どうも、部屋の清掃係にカメラの充電器盗まれたに違いない吉川です。あぁもう絶対盗まれた!!他に盗むものがないから盗まれた!!これでメイドさん、カメラの電池充電したい放題じゃん!!

にしてもものすごい勢いで参加が増えてます。メインのセミナーの部屋は毎回一階席二階席ともに満席、人気のセミナーに至ってはライブストリーミングまでもが満席。おかげで楽しみにしていたFACEBOOKのセミナーが見れず、スムージーを飲んで過ごしました。おいしかったです。みなさんも行ってみてください、YouTubeのブースのスムージーコーナー。こんなに色々フレーバーが揃ってますよ。店員に舌打ちされるまで飲みましょう。
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では本日の気に入ったセミナーを紹介したいと思います。多分これだ〜れも見てないんじゃないかな・・・

LOWE+PARTNERSによる「GLOBAL INDIA WITH SHEKHAR KAPUR AND BALKI」
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インド。おなかの弱いオレにとって最大の宿敵。敵を知ってやろうと思ってふらっと入ってみたらけっこうおもしろかったです。
メインスピーカーはこの二人。

●SHEKHAR KAPUR
(監督、ソーシャルメディアアドバイザー)
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●BALKI
(チェアマン&チーフクリエイティブオフィサー)
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インドはめちゃでかい国です。のわりにはまだグローバルな会社がほとんど存在しないですよね。なんででしょう。答えは彼らの文化にありました。インドの文化はとても独特で、他の国には理解しがたいことがたくさんあり、そのマーケットで伸びてきた企業はなかなかその世界に適応するのがむずかしいんだとか。
そういう意味では世界的なグローバル企業がインドの市場に入ってくるのも一苦労です。例えばユニリーバ。今ではスムーズにいっているけど、最初は試行錯誤の連続。「DIRT IS GOOD」のコピーを売りにしてるPersil(洗剤)でんですが、これが受け入れられなかったんですねぇ。なんてたって、インドの人口の大半は大概DIRTまみれで生活していて、DIRTがGOODなんて言われても良いわけねぇし意味わかんねぇしはよ洗剤くれガンジス川で体洗いたいんじゃ!!!状態。

ただソーシャル時代とともにそれは変わろうとしています。個人一人一人が力を持つ今、なんだかんだいって数が多ければ多いほど有利になってくるのがソーシャルメディア時代の現実。インドの人口は今12億以上。あと数年のうちに世界中のTEENAGERの15%をインドTEENAGERが占めるとか。隣にインド人高校生が引っ越してくるのも遠い未来ではないです。おすそわけカレーに定評があるとか。知らないけど。

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それで、インドのメディアが世界になかなか広がらない理由が、インド人は3次元の演出が大得意ではないかららしいんですが、
SHEKHAR KAPUR曰く、インド人は世界一のストーリーテラーだとか。何を根拠に言っているのかわからないのですが、カーマスートラの件もありますし、ここはとりあえず納得しようと思いました。CMにとってストーリーテリングはものすごく大切ですよね。ただインド人はCMのように映像に置き換えるのが下手。それで彼らのCMは思ったほど世界に羽ばたかなかったとか。
ただ、ほら、これからはソーシャルの時代。そしてインド人ソーシャル世代は何億にもなります。CMに縛られる必要もなくなるわけです。こうなってくると、インド国内だけでなく、国の殻を破り世界に影響を与え始めるのもすぐでしょう。スパイダーマン6が公開されるころには主人公はインド人になってるだろうなんて冗談言ってましたけど、本当に勘弁してください。あのユニフォームで突然町の人々を巻き込んだインド特有のダンスをスパイダーマンが披露しだしてからじゃ手遅れですから・・・
(あ、そして充電器見つかりましたぁ・・・メイドさん疑ってごめんなさい・・・でも僕隣の部屋のカーテンの裏になんかおいた覚えないよ・・・)

最後に、インド市場に入ってくる人たちにお二人がアドバイスを4つくれました。
1. まずインドで生活してみる
2. インド映画をいっぱいみる
3. Michael Woodのドキュメンタリーを見ろ
4. むしろもうインド人に任せとけ

ん〜・・・全部したくねぇ・・・