Digital Healthの分野は毎年ホットですが、本当に毎年進化してます。今年の変化は、「トレンドその1」に通ずると思いますが、商品が生活に落ちていて、とても現実的であるという事。


☆手軽に健康管理

iHealthのブース、目立ってました。
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一番驚いたのはこれ、血液中の血糖値を自分で計る事ができるデバイス。
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iPhoneの下についてるのがそれ。差し込むだけでOK。下に伸びてる鍼みたいなもので指先を刺すだけで、iPhoneのアプリに血糖値の情報が表示される。
右の箱に入ってる方は、ワイヤレスで採血情報がiPhone/iPad/iPodに送られる仕組み。

その他にも、血圧や心拍数を計測できるものもありました。詳しくは→iHealth

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こちらは世界初、iPhone/iPad/iPod用に、血液中の酸素の量と脈拍数を計れるというもの。医療用ではなく山登りや、飛行中の利用を推薦している。→iSpO2
時間軸に沿ったデータを記憶したり、結果をメールで送れる機能もある。

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☆今後は「脳波」の時代

そして面白いと思ったのが「脳波」のゲーム使って病気を直す試み。
こちらNeuroSky社のFOCUS POCUSというゲーム。この装置が脳波センサーになっていて、集中力をコントロールしてゲームをクリアしていくというもの。

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集中力を鍛える効果があり、学習サポートゲームとして注目が集まっているだけでなく、最近ではADHD(注意欠陥過活動性障害)の原因に脳波の異常が多く見られるらしく、FOCUS POCUSで脳波のトレーニングを行う事によって、少しづつ改善が見られたケースもあったと。

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おまけに私の脳波を見せてくれました。基本的にリラックス体質らしいw
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最後に、会場には24時間対応の診察キオスクもありました。

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今後ますますテクノロジーが進化して、病気にならないための「予防」が個人で簡単でできるようになる時代も近いみたい。「予防」技術が進化して、人は死ななくなるかも?!ってね。