Throw Back Thursday – Tarsem の作品を振り返ろう!
こんにちは!
GMB部でインターン中のタクマです。
先々週から始まった偉大な監督の過去の作品を振り返るThrow Back Thursday シリーズ。
そもそもThrow Back Thursday とは、木曜日は更新するものが無いので、昔の写真を更新して振り返ってみよう!という思い付きで始まったムーブメントなんだとか。頭文字を取った #tbt というハッシュタグもよく見かけますね!
第一回はJoe Sedelmaier 、第二回はJonathan Glazer の過去の作品を振り返ってきました。今週はきっと誰もが一度は見たことがある、有名なこのCMを手がけた監督!
そうです、インド出身の巨匠、Tarsemですね!
今日はTarsemの作品を過去から振り返ってみましょう!
まずは簡単に彼のバイオグラフィーから。
1961年にインドの北部パンジャーブ地方で生まれ。24歳の時に渡米し、カリフォルニアのアートセンター・カレッジ・オブ・デザインという美大へ入学。(この大学からは映画アルマゲドンの監督、マイケル・ベイや人気ロックバンドのマイク・シノダなども卒業している世界的にも有名な名門校)
卒業後は数多くのMVやCM、2000年からは長編映画にも進出しています。
R.E.M. – “Losing My Religion” 1991年
Tarsemが映像監督として頭角を現すきっかけともなったMV。1991年のMTVのVideo Music Awardsでは6部門を受賞するなど、とても高い評価を受けました。
そしてCM監督としての作品を年代順にいくつか並べてみました!
LEVI’S – “Swimmer” 1992年
NIKE – “Good vs. Evil” 19997年
PEPSI – “Elephant Tower” 2004年
SONY – “Xperia Z” 2013年
彼の作品の特徴として象や子どもたち、街の群衆などがよく現れていますね!そして出身地でもあるインドをイメージとした描写も多く見られます。
2000年から映画監督としても活躍し始めたTarsem の作品も見て行きましょう!
The Cell 2000年
The Fall 2006年
Immortals 2011年
Mirror Mirror (白雪姫と鏡の女王)2012年
そして2015年には”Selfless”という映画が公開予定だというTarsem、映画監督としても順調にキャリアを築いてきていますね。
役者の衣装の細部まで拘る(実は映画白雪姫と鏡の女王という作品まで石岡瑛子さんという日本人アートディレクターの方がTarsemの作品に参加していました!) ような丁寧さが彼の作品に共通して見える幻想的な映像美が生み出されているのかもしれませんね!
今後ともTarsemの作品に目が離せませんね。
YouTubeにTarsemの作品をまとめた動画もありましたので、よろしければどうぞ!
Tarsemのオフィシャルページはこちらから